9月の森林整備活動とわさび田再生プロジェクト報告

mountain-products.comを運営するBELAY Inc.が提供する“普段のライフスタイルが自然とサスティナブルな活動につながるアウトドアプラットフォーム”『BELAYER act』の一環である「ゆたかな森きれいな水」を守る活動が2021年5月から始まりました。山梨県の道志村にて、「養老の森」(顧問 養老孟司(東京大学名誉教授))のゆたかな森を育むための森林整備活動と、使われなくなった「わさび田」を再生するプロジェクトを行っています。

道志村も夏の猛暑が過ぎ、9月・10月は少し活動しやすい時期となり秋の気配を感じられるようになってきました。
今回は9月の道志村での森林整備とわさび田再生のレポート報告します。

9/21(土)AM 森林整備活動

まだまだ残暑きびしい9月でしたが、幸いこの日はくもり空で作業しやすい天候。水源の神社付近の清掃と湧き水の流れる小川に簡単な橋をかける作業でした。

ちょうど散策ルートに湧き水の小川が流れていてちょっとした橋があれば楽かと今日は橋つくり。丸太でセットしたらずいぶん立派な橋になりそうです笑
丸太はこの周辺の間伐材を使用しています。

丸太をセットして皮をむきます。

かすがいで上部3本を固定

歩く部分をチェーンソーで平らに切っていくのですがこれがなかなか難しいのと体力のいる作業です。丸太は輪切りにするのは結構楽に切っていけるのですが縦斬りが大変なのです。

なんとか1時間弱で完成。昔の同僚なども手伝いに来てくれ出来上がった橋に満足の集合写真

橋の渡り初め
日本の土木工事において、橋の完成時に行われる渡り初めの儀式は、日本古来の伝統に基づいて神道の祭祀として行われています。 渡り初めでは、橋の長寿を願って近隣に住む老夫婦と倅夫婦、孫夫婦の三代の夫婦を招待し神事ののちに三夫婦がそろって橋を渡ることが慣習として行われているそうです。

今回は夫婦ではありませんが年の順男女2組、男男1組の3組で渡り初めをしました。

これから長く皆さんの散策の助けの橋となることと思います。

 

9/21(土)PM わさび田再生プロジェクト

今年の夏は熱く9月になっても残暑で虫に悩まされました。涼しくなってくると虫が少なくなり新芽がすくすく育つ秋なのですが今年は残暑で虫も健在です、、、

これ、モンシロチョウの幼虫、いわゆる青虫。美味しいわさびの葉を食べ続けこの色、この大きさです。普段ならこの時期はいなくなるのですが。

こちらはこのわさび田の最大級に育ったわさびです。
虫食い被害にも逃れここまで成長しています。

今回は可愛い姉妹がわさびの収穫体験。採ったわさびとピースな笑顔。

この後、炊きたてごはんにおろしたわさびと鰹節、醤油少々のわさびごはんに、ステーキ、刺し身とわさび三昧召し上がったそうです。辛味抑えめ風味格別とパパさんに報告いただきました。

ママさんからもメッセージをいただきました!
「採れたてわさび、本当に美味しく、色々な食べ方を楽しませて頂きました。わさびがどのように出来るのか、画像で知るのは簡単ですが、水の冷たさ、抜いた感触、わさびの香り、五感で味わう貴重な体験をさせていただき感謝いたします✨
次女は、葉についていたアオムシさんをしばらく可愛がっておりましたw」

あなたのactionが、ゆたかな森きれいな水になる。

私たちはアウトドア・スポーツで培った経験、ノウハウ、最新のIT技術を用いて、限りある資源資産を有効に活用し、永続的に進化続けることのできるプラットフォームを立ち上げていきます。
それは、私たちが求める物、事、場所であり、生活であり、コミュニティーであり、生き方そのものであります。
こだわりをもって集め、作り、使い、生活の中に溶け込んだライフスタイルを提案し、真に豊かな自然との共生、安心安全に暮らせる持続可能な社会の実現に向け取り組んで参ります。

 

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